9日、福建省邵武経済開発区の竹製品展示ホールで、モウソウチクを利用して製作した電卓とマウスを紹介する従業員。(邵武=新華社記者/彭張青)
【新華社邵武9月12日】中国福建省邵武(しょうぶ)市は、省内有数のモウソウチクの原料集散地で、竹材加工の主要生産拠点でもある。30年以上に及ぶ技術開発と構造転換・高度化を経て、地元のモウソウチク産業は原料の1次加工という単一業務から、原料供給、製品設計、加工、販売など産業チェーン全体に拡大した。同市では現在、279社のモウソウチク加工企業が年間5千万本のモウソウチクを加工している。生産高は40億元(1元=約16円)以上に達し、地元の約1万人の雇用も創出した。モウソウチク産業は今や、高付加価値のある、エコで健全な基幹産業に成長している。