1日、竹を細く割り、制作に必要な材料を作る村民。(合肥=新華社配信/周牧)
【新華社合肥4月7日】中国安徽省黄山市徽州区にある霊山村は、竹林に囲まれた山村。同村は近年、村の外へ出稼ぎに行くのが不便な村民のために、家で竹細工を編むよう指導、モウソウチクを編んで作った竹工芸品を観光客に販売している。また村内の起業リーダーに竹工芸品を買い上げてもらい、周辺地域への販売を支援している。現在、10数人の貧困農家を含む140人以上の村民が竹編み産業に従事しており、一人当たりの平均年収は4500元(1元=約15円)増加した。