【新華社ジュネーブ2月17日】世界保健機関(WHO)健康危機管理プログラムのマイケル・ライアン氏は14日、スイスのジュネーブで行われた定例記者会見で、中国政府の新型コロナウイルスによる肺炎との闘いは、WHOと終始密接な協力を維持していると指摘。世界の対応は憶測ではなく事実に基づくべきだと強調した。
欧米メディアの記者から、米政府高官が中国の新型コロナウイルス肺炎に関する情報発信を「不透明」だと指摘したことについて質問を受け、このように答えた。
中国政府とWHOは終始協力を維持しており、世界の専門家を招致しているほか、世界とウイルスの遺伝子配列を共有しているとも強調。中国は今でも海外との交流を継続していて、国際医学雑誌にも関連データなどを掲載していると指摘し、米高官の言論はこれらと一致しないと述べた。
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