【新華社上海8月5日】中国音像・数字出版協会(CADPA)ゲーム出版業務委員会とIT専門調査会社IDCはこのほど、「2019年1~6月中国ゲーム産業報告」を共同で発表した。それによると、中国独自開発ゲームの、上半期(1~6月)の海外市場での実質売上収入は前年同期比で20・2%増の55億7千万ドル(1ドル=約106円)で、国内市場での売上収入成長率を上回った。そのうち、ロールプレーイング系、戦略系、マルチプレー系のゲームが最も人気があり、これらの合計は海外での総収入の83%を占めた。
同出版協会の孫寿山(そん・じゅさん)理事長は「2019中国国際デジタルエンターテインメント産業大会(CEDC)」で、近年中国産ゲームの独自開発能力が急速に進歩しており、特にモバイルゲームの発展がめざましく、これが中国産ゲームの海外市場シェアと影響力を極めて大きく引き上げたと指摘。さらに、「2018年、中国ゲーム産業の海外市場売上収入は95億9千万ドルに達し、すでにゲーム輸出大国の仲間入りを果たした」と述べた。
孫氏は「現在、中国産ゲームは東南アジア、欧米、日韓、ロシア、中東地域で、すでに多数のファンを獲得しており、多くの海外市場で成長する良好な局面を形成している」と話している。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: