4日、廿四市民体験センターで受講生にイ族刺しゅうの基本的なやり方を教える馬素英さん(左端)。(上海=新華社記者/任瓏)
【新華社上海8月6日】中国上海市にある廿四市民体験センターで4日、イ族の刺しゅうを教える講座が開かれ、雲南省紅河ハニ族イ族自治州元陽県の黄茅嶺中心小学校教員、馬素英(ば・そえい)さんが、上海の刺しゅう愛好家にイ族の刺しゅうを教えた。馬さんは2017年に上海のボランティアと協力して「雲繍工房」を設立、元陽の農村部にいる刺しゅうや手作り工芸に優れた女性を集めて訓練を行い、独特なスタイルを持つイ族刺しゅう工芸品を作って販売している。多くの世帯がこれによって増収を実現しており、良好な社会的効果をもたらしている。