【新華社上海5月10日】上海・北京・江蘇・浙江・安徽など14省市はこのほど、上海で開催された「中国会議ビジネス旅行フォーラム・交易会」で、共同事業体の設立を発表した。各地にそれぞれテーマを持ち、広く知られ、社会的に認められた観光目的地を作り、中国の会議・報奨・ビジネス旅行の魅力を世界に伝える狙いだ。
中国経済の対外開放度が日増しに高まる中、ますます多くの中国の都市が国際会議の組織者に評価され始めている。国際会議協会(ICCA)が毎年発表する都市別国際会議開催件数ランキングで、北京や上海、南京などは上位を占めている。
「中国会議・報奨・ビジネス旅行ブランド推進協力体」を結成した各省市は今後、相互連絡を強め、国際的な経験を参考にし、国内会議・報奨・ビジネス旅行市場のさまざまな新モデルを模索し、各目的地同士の共同マーケティングや資源共有を推進し、より多くの国際会議を中国の都市に誘致する方針だ。 中国の多くの省市はここ数年、協力を強化し、観光目的地のイメージを高めてきた。上海市は今年4月、湖北省と海南省とそれぞれ香港とマカオで観光プロモーションやコンサートを行い、「観光+音楽」の新しい形で地域協力を体現し、「21世紀海上シルクロード」と「長江経済ベルト」の豊かな観光資源をアピールした。これに先立って「上海・湖北・長江観光広報連盟」の一連の文化プロモーションイベントもオーストラリアや日本で高い注目を集めた。
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