【新華社北京4月25日】中国共産党第18回全国代表大会後、習近平総書記はグローバルインターネットの発展を管理する「4項目の原則」と「5つの主張」を打ち出した。ネットワークの主権を尊重し、ネットワーク空間運命共同体を構築することを提唱した。この理念は、意思の疎通を強化し、共通認識を拡大し、提携を深めることを目的とし、グローバルなネットワーク管理の根本的な解決への道だ。
習近平氏は、ネットワーク空間運命共同体を構築するため、第一に、グローバルネットワークのインフラの建設を加速し、相互接続を促進しなければならない。第二に、ネット上に文化交流共有プラットフォームを構築し、相互の交流・参考を促進しなければならない。第三に、ネットワーク経済の革新的な発展を推進し、共に繁栄を促進しなければならない。第四に、ネットワークの安全を確保し、秩序ある発展を促進しなければならない。第五に、インターネット管理システムを構築し、公平・正義を促進しなければならないとした。
これに対し、中国情報安全研究院の左暁棟副院長は、近年、ネットワーク空間はトラブルが相次ぎ、対立が増加している。世界は共通のセキュリティ脅威に直面しており、誰も避けられない。「ネットワーク空間運命共同体」は、ネットワーク空間における人類の今後発展の過程での展望的思考を体現しており、世界に向けて協力・ウィンウィンという強いメッセージを広く発信した。
また、ネットワーク強国の建設には、ネットワーク空間における国際的な発言権と影響力の強化が必要だとした。そのために、中国はネットワーク分野での関連する国際化プロセスに積極的に参加しており、二国間や地域および国際的な対話と協力を強化し、国際的な相互の信頼を強化し、共同発展を図り、手を携えて脅威に対応して、各方面が広く受け入れられるネットワーク空間の国際的規則に最終的に合意できて、公正で合理的なグローバルネットワークの管理システムを構築していくことを望んでいる。
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