【新華社プノンペン３月２９日】２０１８中国・ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）博覧会カンボジア展（カンボジア展）が３月３０日から４月１日にかけ、首都プノンペンで開かれる。２７日の記者会見で中国とカンボジア双方は、今回の展示会は両国の経済・貿易協力と文化交流のためにプラットフォームを構築し、企業の海外進出のための重要な手掛かりを提供するとの認識を示した。４４０の展示ブースが設置され、３００社近い両国企業が出展するとみられる。
中国・ＡＳＥＡＮ博覧会事務局の陳旻対外連絡部副部長によると、カンボジア展は経済貿易活動に関する展示が多いのが特徴。中国が強みを持ち、カンボジアが緊急に必要とする機械設備、電子製品、農業、軽工業、建材など分野の商品や技術サービスを主に展示する。
カンボジア商業省貿易振興総局局長は「今回の展示会は両国の関係を一層強化し、両国の経済・貿易協力と文化交流のためのプラットフォームを構築することになろう。中国の出展企業と高度に相互補完関係にあるカンボジア企業も農業、インフラ建設、情報技術、観光業、教育と人的資源、運輸などの分野の製品を展示する」と述べた。
第１５回中国・ＡＳＥＡＮ博覧会は９月１２〜１５日、中国広西チワン族自治区の南寧市で開催する。博覧会のテーマ国交代制度により、カンボジアが第１５回博覧会のテーマ国になった。
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