【新華社上海3月27日】電話ボックスを改造した「共有読書ボックス」が25日、上海市徐匯区の街頭に出現した。これらの電話ボックスは従来の通話機能を残しながら、公共読書の「新要素」を加えている。ボックス内には無料で借りられる本が置かれていたり、有名な著作と作家が紹介されていたりして、さまざまな形で読書の魅力を伝えている。
公衆電話ボックスはかつて都市の至る所にあって、市民の日常生活に便利さをもたらしていた。しかし、携帯電話の普及に伴い、伝統的な電話ボックスの使用率は低下し始めた。そこで、同区と中国電信(チャイナテレコム)上海支社が提携し、これらの電話ボックスを効果的に利用する方法を検討。その地理的優位性を生かし、より多くの「付加価値」を付けようと、公衆電話ボックスを市民の「家の戸口の共有読書ボックス」に改造した。
「読書ボックス」は、公衆電話ボックスのモデルチェンジを促すだけでなく、「全人民読書」の社会ニーズに応え、市民の良好な読書習慣を養い、都市の新たな読書風景を作り上げていくものと期待されている。
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