【新華社北京3月27日】北京市昌平区沙河鎮では、同区初となるスラム街改造現場の建設廃棄物資源化処理プロジェクトをこのほど、正式に稼働した。整備や立ち退きにより発生した建設廃棄物は、資源化処理がなされ、そのリサイクル製品は再生自然テーマパークの建設に用いられる。
沙河鎮の宋岩副鎮長によると、2020年までに、同鎮の整備と立ち退きにより発生する建設廃棄物は約230万トンに達する見通しだ。北京建工資源公司が研究開発・設計した資源化処理施設を導入することで、資源をいっそう節約し、環境に配慮した方法で建設廃棄物を収集して処理し、都市の「留白増緑」(空地を残し緑地を増やす政策)に役立っている。
宋岩副鎮長は、「沙河鎮は北京建工と提携し、この建設廃棄物資源化処理プロジェクト現場近くに敷地面積約20ヘクタール以上の再生自然テーマパークとなる沙河鎮環境再生展示園を建設する予定だ」と述べ、これは沙河鎮の新たなランドマークとなるだろうと語った。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事