【新華社「雪竜」号11月21日】中国第34回南極科学考察隊の隊員は19日、西太平洋海域で海洋のマイクロプラスチックのサンプリング収集作業を実施した。これは、科学考察隊が出航後、航路上で初めて展開した調査作業だ。
科学考察隊隊員で、中国国家海洋環境監測センターの助理研究員の張守鋒氏は、海洋のマイクロプラスチックとは海洋環境中の5ミリメートル未満のプラスチック廃棄物を指すと説明し、マイクロプラスチックが引き起こす海洋生態環境問題の研究は、国際海洋生態学と環境科学の研究の焦点となっていると述べた。
科学考察隊大洋隊の羅光富隊長は、「雪竜」号は航行時間を十分に利用し、航路上で海洋のマイクロプラスチック調査を展開し、その汚染状況を把握することは、中国の海洋マイクロプラスチック研究能力の増強と海洋ゴミ対策分野での発言権拡大のために積極的な役割を果たすと述べた。
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