【新華社ラサ11月21日】記者が20日に西蔵(チベット)自治区林芝(ニンティ)市から得た情報によると、「11•18」ニンティ地震の後、党、政府、軍、警察、民間は協力して対応に当たった。林芝市にはすでに49カ所の臨時集中避難所が設立され、505張のテントが設置された。防湿マット、懐中電灯、応急照明などの付属設備も配備され、家屋に危険が存在する2000名以上の被災者はケアを受けて、避難した。
現在、救援活動により国道・省道や県郷道の162カ所が復旧・開通し、通信ケーブルは53カ所が修復された。緊急避難や被災者たちの移動、また避難テントやプレハブ住宅、衣類や布団などの救援物資の輸送調達が組織され、被災者は適切なケアを受け、生産や生活は基本的に正常な状態へと回復している。
情報によると、今回の地震により300回以上の余震が発生し、米林(メンリン)、巴宜、墨脱(メトク)、察隅(ザユル)、波密(ポメ)、工布江達(コンボギャムダ)など6つの県(区)が影響を受け、1万2000人余りが被災した。3000戸近くの家屋が損壊し、24棟のオフィスビル、7つの派出所、9カ所の診療所、25カ所の学校および各寺院(拉康寺、日追寺を含む)、一部道路、通信ケーブル、水防堤、用水路などのインフラにもそれぞれ破損が発生した。
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