【新華社ビエンチャン11月13日】中国はラオスの若者の目にどう映っているのか。新華社記者が先日ラオスの若者十数人にランダムにインタビューした結果、「中国がラオスの発展を助けた」という彼らに共通する印象を得た。
ホテルの管理業務に従事する27歳のアブン(音訳)さんは中国について話が及んだ際、「中国人はラオスの貧困や被災、雇用問題の解決に積極的に参与・支援し、ラオス人の生活や教育レベルを向上させた。これらの面で、中国が行った支援は他の先進国よりもすばらしいものだった」と語っている。
20歳を過ぎたラオス人女性、ジーマイ(音訳)さんは「中国はラオスの経済や社会の発展を助け、またこれらに積極的に参加した」とアブンさん同様の見解を示した。
インタビューに応じたラオス人の若者は、いずれも中国の発展について深く印象に残っており、中国の経済、社会、文化の発展速度が非常に速く、中国の人々が勤勉かつ勇敢で、向上心を持っているとみなしている。
「私が関わってきた中国人はみな友好的で、ラオスに深い友情を持っている」中国への留学経験を持つランイン(音訳)さんは「これらの中国人の中にはラオスへ留学したり、ラオスで商売をしたり、またラオスへ投資に来た人もいる。私たちは互いに文化面で交流し、互いの言葉を学び合うことができる。今では益々多くのラオス人が中国語を好きになっている」と語っている。
仕事で大勢の中国人と関わってきたフォー(麺料理)店のオーナー、ホンサワデー(音訳)さんは、「私が知っているラオス在住の中国人はみな親切だ。彼らはラオスへ道路工事に来て、我々の日常生活に便宜を与えてくれた。また、中国製品をたくさん持って来るので、店の原材料の仕入により多くの選択肢が得られるようになった」と話している。
勤勉でまじめ、仕事熱心、節約、楽観的、善良、礼儀正しい、時間を守るなどは、ラオスの若者が中国人について話す時、よく使われる言葉である。雇用のチャンス作り、ラオスのインフラ向上、ラオスの社会、経済発展の促進などは、彼らの中国人の貢献に対する認識なのだ。
そして、両国関係に対するラオスの若者たちの評価や展望も、「両国関係がより密接になるはずだ」「相互に往来し、友好的な交流を積極的に進めるべきだ」「両国の友好交流を強化し続け、絶えず協力を深めるべきだ」「両国の指導者は常に訪問し合い、緊密な交流と協力を深め、両国人民を導いて共に偉大な事業を果たすべきだ」といったように、積極的なものとなっている。
また、一部の若者たちは両国の友好的な未来に、このようにアドバイスしている。自由業に従事するラオスの若者、李春発(中国語名)さんは、両国の人たちは習慣も、生活様式も違っているので、互いが寛容になる必要があると考えている。女性写真家のベイ・ウォンサ(音訳)さんは、ラオスと中国が医療や教育といった人々の生活に関わる分野で協力を更に深めることができるよう望んでいる、との見方を示していた。
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