ベトナム式シャツがAPEC2017 でお披露目
【新華社北京11月13日】現地時間11月10日と11日、アジア太平洋経済協力(APEC)第25回非公式首脳会議がベトナムの中部海浜都市、ダナンで開催された。
10日晩、APECダナン会議に出席したAPEC参加国・地域の首脳達は、ベトナムの伝統的シルク製シャツを着用して集合写真を撮影した。
ベトナム式シャツ
「国からのプレゼント」として、この上着は上等の絹糸で作られており、手作業で織られ染色されている。アイボリーとネイビーの2色から選べるようになっており、アイボリーは絹糸の元の色で、ネイビーは平和を象徴している。
1993年以降、1年に1度のAPEC非公式首脳会議期間中、主催国が通常、会議に参加する首脳のために特別に製作した現地の伝統衣装を提供し、主催国の伝統文化を紹介すると同時に、「アジア太平洋大家族」の理念を体現している。
2006年、APEC非公式首脳会議がベトナムで開催された。同年、各経済体の首脳が着用したのは、ベトナムの伝統衣装―アオザイである。
2006年 ベトナム・ハノイ:アオザイ
「アオザイ」はシルク製の長衣で、青、緑、赤、黄色、ピンクの5色から選べるようになっており、このうち青の人気が最も高かった。
「衣装」でたどる25年、APEC首脳のファッションショー
続いて、この歴史上最もそろったまとめ画像集を所蔵していただきたい。首脳達がこれまでに、どのような「最もまぶしい民族スタイル」を演じてきたか見てみよう!
2016年 ペルー・リマ:特色あるショール
ショールはペルーで最も上等な生地--ビクーニャの毛で作られている。
2015年 フィリピン・マニラ:バロンタガログ
パイナップルの葉の繊維で作られている。
2014年 中国・北京:新中国式
衣装には中国の特色ある伝統工芸が採用されている。
2013年 インドネシア・バリ島:エンデック
「エンデック」はバリ島特有の手織り工法で、一揃いの衣装に少なくとも3名の職人が1カ月かけて制作する。
2012年,2011年,2010年
この3回の会議はそれぞれ、ロシア、米国、日本で開催されたが、統一の衣装はなかった。
2009年 シンガポール::リネン製立襟シャツ
2008年 ペルー・リマ:ポンチョ
アルパカ製のポンチョは、ペルー・アンデス山脈地域の先住民インディオの伝統的な民族衣装。
2007年 オーストラリア・シドニー:ドライザボーン(Driza-Bone)コート
このコートは元来オーストラリアの水夫が着用した。布地は防水加工されている。
2005年 韓国・釜山:トゥルマギ
外套である「トゥルマギ」の色は、金、褐色、銀、青、緑などがあり、女性首脳はピンクや紫を選ぶこともできた。
2004年 チリ・サンティアゴ:パンチョ
「パンチョ」はチリの伝統的な服装で、伝統的な昔ながらの方法で織られている。
2003年 タイ・バンコク:タイシルクの衣装
2002年 メキシコ・メキシコシティ:グアヤベラ
2001年 中国・上海:唐朝の衣服
この唐朝の衣服は外套とシャツの2枚に分かれている。団花模様の錦織り緞子の中国式中央合わせの外套で、赤、緑、青、茶、深紅、黒の6色があり、丁寧に手作業で縁取りされ、古き良きチャイナボタンがあしらわれている。
2000年 ブルネイ・バンダルスリブガワン:マレー人スタイルの青いシャツ
1999年 ニュージーランド・オークランド:制服
この「制服」はニュージーランドの良質の羊毛で作られた。
1998年 マレーシア・クアラルンプール:バティックシャツ
1998年のマレーシアで提供された服装は1994年のインドネシアのバティックシャツと似ていた。
1997年 カナダ・バンクーバー:レザージャケット
1996年 フィリピン・スービック:バロン・タガログ
1995年 日本・大阪:民族衣装の着用なし
伝統であるが、例外もある。
1994年 インドネシア・ボゴール:バティックシャツ
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