【新華社北京11月12日】東南アジア諸国連合(ASEAN)の輪番議長国であるフィリピンのドゥテルテ大統領の招きに応じて、中国の李克強国務院総理は現地時間11月12日午後、専用機でマニラに到着した。後の12日から14日まで開催される第20回中国-ASEAN(10+1)首脳会議、第20回ASEAN・中日韓(10+3)首脳会議、第12回東アジアサミット(EAS)に出席し、また、会議後にフィリピンに対する公式訪問を行う予定である。
李克強総理は、次のように表明した。今年はASEAN成立50周年、10+3協力メカニズム起動20周年にあたる。現在、この地域は安定・協力・発展を保ち、寒暖が定まっていない世界経済にとって、安定的な成長の極であり、複雑で変化の多い世界情勢に安定した力を注いでいる。中国側として、各方面と共にASEAN発展という新たな起点において、未来を企画し、団結・協力をはかり、より緊密な周辺利益共同体・運命共同体を構築していきたい。
李克強総理は次のように指摘した。現在、中国・フィリピン関係が健全・安定な発展の勢いを保っており、両国と地域の人民達の共同利益と期待に合致する。私はフィリピン側の指導者達と友好的に意見交換を行い、双方の発展に必要とされる分野での協力を深め、中国・フィリピンの長期的な善隣友好関係の基礎を固めていきたい。
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