【新華社北京11月2日】「初心を忘れず、使命を胸に刻み、永遠に奮闘することによってのみ、中国共産党の若さを永遠に保つことができる」。中国共産党第１９回全国代表大会（第１９回党大会）の閉幕からわずか1週間、習近平総書記は中国共産党中央政治局常務委員を率いて、上海市の中国共産党第一次全国代表大会会址や嘉興市の南湖紅船を仰ぎ見ることにした。建党の歴史を振り返り、奮闘の歴史を再び訪ね、入党の誓いをかみしめ、「紅船の精神」を説く。一連の活動は新たな中央指導者集団の確固とした政治信念を示し、使命を担い、志を持って奮闘する全党のみなぎる力を結集させた。
すべては前に進み、なぜ出発したかを忘れてはならない。我々の党のすべての歴史は中国共産党第一次全国代表大会会址から始まった。世の移り変わりをつぶさに経験した石庫門建築から、嘉興南湖の紅船に至るまで、我々の党はここで誕生し、ここから出征し、ここから全国執政へと歩きだした。ここは、我々の党の夢の出航地であり、我々の党のルーツであり、代々の共産党人が初心を忘れず、使命を胸に刻む精神的なよりどころでもある。
初心を忘れず、使命を胸に刻むには、誓いの言葉を心に刻み、理想と信念を終始確固とする必要がある。全党にとっては、確固とした理想と信念を党の思想構築の優先任務とし、共産党人の精神の背筋を伸ばし、世界観、人生観、価値観の「メインスイッチ」の問題を解決し、共産主義の遠大な理想と中国の特色ある社会主義の共同理想の確固とした信者及び忠実な実践者となることを自覚しなければならない。
初心を忘れず、使命を胸に刻むには、精神力を継続し、党の輝かしい歴史の中からたえまない前進のエネルギーを吸収しなければならない。新しい道のりにおいて、時代の特徴を踏まえ「紅船の精神」などの貴重な精神の富を大々的に発揚させることで、我々は必ず、信念と力にあふれ、新時代の中国の特色ある社会主義発展の新たなページを描いていくであろう。
初心を忘れず、使命を胸に刻むには、奮闘の姿勢を永遠に保ち、党と人民の事業を絶えず前進させなければならない。事業の発展には終わりがなく、奮闘の歩みも永遠に止まることはない。初心を忘れず、たゆまず奮闘することによってのみ、歴史を安心させ、先人を安心させることができ、民の心を勝ち取り、時代を勝ち取ることができ、心をこめて行い成功し、勇往邁進することができる。
新時代を邁進し、我々の党はまもなく建党１００周年を迎える。心を一つにして団結し、懸命・着実に働く点で引き続き奮闘する中で、激動の１００年にあって依然として確固とし勇壮な誓いの言葉—「中国共産党人の初心と使命は、中国人民のために幸福を図り、中華民族のために復興を図ることだ」を銘記しよう！
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