新華網上海10月13日(記者/周琳、徐海涛)量子計算クラウドプラットホームの「中国版」が11日、正式に始動し、量子計算の商業化の実現が間近となっている。
このクラウドプラットホームは、中国科学院と阿里雲(アリクラウド)が提携して発表したものだ。これは、利用者に量子計算の機能を提供する出発点であり、量子計算の産業化推進を目指し、3つのビジョンを実現することをむねとしている。1つ目は、機械の学習や組合せ最適化などの性能の向上を含む既存の計算を向上させ、これらの核心的な計算に基づく業務を牽引する。2つ目は、新興産業にエネルギーを注入し、量子情報技術の生態系を構築する。3つ目は、安全を拡充し、既存の量子暗号化通信技術を強化し、量子衛星を使用し、量子暗号に基づく安全な計算を発表することだ。
(新華社より)
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