新華網北京10月8日 転覆した中国漁船「魯栄遠漁378」の犠牲者の遺体を乗せた、もう1隻の中国漁船が7日午前、帰国の途に就いた。生存者も同じ漁船で帰国した。大阪駐在中国総領事館が明らかにした。
「魯栄遠漁378」犠牲者12人の遺体は6日午後までに全部見つかった。そのほか、救助された乗組員4人のうち1人は救出時すでに死亡してしまった。現在、犠牲者の身元はまだ確認中。
「魯栄遠漁378」号漁船は5日未明、日本の島根県隠岐諸島の北約400キロの公海上で香港船籍のタンカーと衝突して転覆し、16人の乗組員のうち、4人だけが近くにいった中国籍の船に救助された。
現在、日本側の巡視船は捜査と救助の作業を完了して回航し、現場にいた大阪駐在中国総領事館の緊急救助グループも撤回した。
(新華社より)
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