新華網北京9月30日 アジア開発銀行(ADB)はこのほど、アジアインフラ投資銀行(AIIB)との共同融資を活用し、インド送配電ネットワークのサブプロジェクトに対する追加融資を行うことを、発表した。このサブプロジェクトでは、ADBがこれまで、資金援助していたインドのグリーン・エネルギー回廊及び送配電ネットワーク強化プロジェクトと結合する見通しである。これは、ADBとAIIBが実施する4件目の共同融資協力プロジェクトである。
2016年以降、ADBは、すでに四つのプロジェクトに関して、AIIBとの共同融資協力を行ってきた。その1件目は、2016年6月に認可を受けたパキスタンの高速道路M4開発プロジェクトで、両銀行は、それぞれ1億ドルを提供した。2件目はバングラデシュの天然ガス生産・輸送プロジェクトで、ADBとAIIBはそれぞれ1億6700万ドルと6000万ドルを援助した。3件目はグルジアの二番目に大きい都市で、港湾都市であるバトゥミの環状道路建設プロジェクトで、ADBは1億1400万ドルを援助し、AIIBも同じ金額の融資を提供した。
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