新華網北京9月30日 中国黒竜江出入国検査検疫局が30日に明らかにした情報では、ルーブルの為替レートが上昇に転じ、ロシア民衆の購買力が高まることで、中露両国間の最も繁忙な通関の黒河税関では、ロシアへ輸出された野菜や果物は計5万7500トンで、前年同期比4割増えた。中国出入国検査検疫機関が発表したデータによると、2017年9月時点で、黒河税関はロシア向けの新鮮な果物や野菜計2797ロット、約5万7500トン、輸出額約2428万ドルに達した。
黒竜江出入国検査検疫局の職員によると、ロシアに輸出した果物や野菜の激増した背景に二つの原因がある。一つ目は、ルーブルは上昇し、ロシア民衆の購買力は高まる。二つ目は、中国農産物の価格は下がり、中国産果物や野菜の品質に対するロシア側の認知度はアップしている。また、中露両国が互いの検査や検疫の結果を認め合うなどの措置も中国産果物や野菜の国際競争力を高めているという。
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