新華網北京9月27日(記者/姜琳)国家発展改革委員会(発改委)の費志栄副事務局長は26日、グローバル・エネルギー・インターコネクション(GEI)の推進により、中国と周辺国とのエネルギー相互接続(コネクティビティー)がある程度の規模を形成したと述べた。電力面では、ロシア、モンゴル、ベトナム、ラオス、ミャンマーなどの周辺国と一部相互接続を実現し、約260万キロワット規模に達した。石油・天然ガス面では西北地域、東北地域、西南地域の3つの大陸ルートを基本的に建設した。
9月26日は、中国が「グローバル・エネルギー・インターコネクションの構築」を提唱してから2周年にあたる。費副事務局長は、同日開催された「2017年グローバル・エネルギー・インターコネクションハイエンドフォーラム」で、中国は各国とともに、エネルギー生産、消費革命の推進を強化し、グローバル・エネルギー・インターコネクションによる低炭素・エコ発展を実現すると述べた。
グローバル・エネルギー・インターコネクション発展協力機構(GEIDCO)の劉振亜会長によると、世界初の中国の発起により設立したエネルギー国際組織として、GEIDCOの会員数は2年間で、約40カ国・地域の300社以上に増加した。現在、110件以上の重点ネットワーク接続事業を整理し、世界初となるグローバル・バックボーン・ネットワークの回線図を作成し、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の沿線国家を含むエネルギーインフラ事業の実施を推進している。
このほか、「一帯一路」の沿線国家を重点として、成熟した条件を備え、効果と利益の顕著なクリーンエネルギー開発と電力網相互接続事業の実施を加速させ、既存の石油・天然ガス戦略的輸送ルートをさらに改善、拡大し、東南アジアなど周辺国の電力網との接続計画の研究も強化していく。
(新華社より)
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