国務院の南水北調(中国南部地域の水を北部地域に移すプロジェクト)弁公室によると、南水北調中線プロジェクト第1期工事の注水開始以降、華北地域への送水量は96億立方メートルに達し、北京市、天津市、河北省、河南省の5310万人に恩恵をもたらし、沿線の北部都市の安全な給水における新たなライフラインとなっている。人民日報が伝えた。
同時に、この南部地域からの水は環境保全も促進している。沿線都市の地下水源が涵養され、地下水位が程度の違いはあるが、上昇した。天津市内への送水後、天津市は浜海新区、環城四区の地下水源転換作業を加速させ、地下水位は累計0.17メートル上昇した。(記者/趙永平)
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