新華網ハルツーム8月25日(記者/馬意チュウ 李紫恒)中国の張高麗国務院副総理はスーダンを訪問する前に、スーダン政府高官と学者が新華社記者のインタビューに応じ、中国とスーダンの数十年にわたる友情と協力関係は両国を名実ともに戦略的パートナーとさせ、現在の中国の「一帯一路」構想はさらに両国の経済貿易協力と発展の新たな推進力になっていると述べた。
スーダンのアル・ジャーズ大統領補佐官、対中国関係発展委員会副主席は、「一帯一路」構想がスーダンと中国の関係増進に新たな力を増し、スーダンの発展に新たなチャンスをあたえるだろうとの見方を示した。
アル・ジャーズ大統領補佐官は、スーダン政府が張高麗副総理のスーダン訪問を非常に重視していると述べ、この度の訪問が両国首脳間の交流を深め、「一帯一路」枠組内の高度な協力関係を強化するのに役立つものだと見方を示した。
スーダンの政治アナリスト、Dafalla氏は、スーダンと中国のパートナーシップが双方に多くの分野で多大な利益を与え、多数の合作プロジェクトがスーダンの経済発展に大きく貢献しているとし、スーダンは中国がより多くの分野において、特に鉄鋼や電力、鉄道などのインフラ分野で引き続きスーダンの発展を支援することを望んでいると述べた。
同氏は、「我々は現在、スーダン東部に経済貿易自由区を建設し、それを『一帯一路』枠組内の東アフリカ主要新興商業ラインの重要な補給地と港基地とすることを目指している。」と語った。
スーダンにあるアラブ連盟傘下の中国・アラブ友好連盟執行委員会のアリ・ユスフ委員長は、「一帯一路」は偉大な構想であり、この構想の実現によって巨大且つ幅広い相互利益をもたらす協力ネットワークが構築されるだろうと述べている。スーダンは、「一帯一路」の建設によって経済発展のチャンスを獲得出来ることを期待している。
(新華社より)
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