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1日1億件、中国の宅配便市場規模が世界一
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-08-03 10:19:32 | 新華網 | 編集: 王珊寧

  新華網北京8月3日 人民日報の報道によると、今年の第2四半期から、中国は1日の宅配便件数1億件が常態化する時代に入った!2012年の宅配便取扱件数が57億件未満から、2016年に312億8000万件に達した。中国共産党第18回全国代表大会以降、中国の宅配便取扱量は5年連続で平均50%以上の成長率を維持し、市場規模は2014年より世界一位の座をキープしている。中国の宅配業はこの5年間で「急成長」し、経済発展の一つの「見どころ」となった。

  

  より速く!輸送距離1000km以内の宅配便の8割が48時間以内に配達

  国家郵政局市場監督管理司の馮力虎司長によると、宅配便取扱量が高度成長を続ける背景のもと、中国の宅配サービス時間の遵守率は上昇傾向を維持している。配達にかかる時間は平均58~60時間で、72時間の時間遵守率が2012年の72.4%から2016年の75.53%に向上し、輸送距離が1000km以下の宅配便のうち、84.62%が48時間以内に配達されているという。

  

  より普遍的に!郷・鎮(町村に相当)の宅配便のカバー率が80%に

  宅配業はここ数年、西部や農村への進出ペースを加速しており、各地でも現地に適した「宅配下郷」の新モデルを探索している。『宅配業発展「第13次五カ年」規画』は、2020年までにすべての農村に拠点を設置し、すべての農村で宅配業を利用できるようにするとしている。

  

  よりスマートに!1台のロボットが1日に 1700件の小包を処理

  全国で完成し、投入・使用されているスマート宅配ボックスは17万セットを超え、ユーザーにより多くの配達サービスの選択肢を与えている。自動仕分けロボット、スマート配送ロボット、無人機などのハイテク設備だけでなく、ビッグデータを運用した人工知能(AI)による売上予測や在庫補充も宅配業の質・効率の向上を手助けしている。

  

  より安全に!宅配企業の配備する検査装置が8869台に

  配送プロセスを追跡でき、安全上の問題を発見でき、遡って契約上の責任を負えるようにするため、近年では宅配の発送・受け取り時の検収、宅配の実名発送・受け取り及び検査装置によるセキュリティチェックの制度が現在大いに普及しつつある。

  「情報流出防止の面では、システムの情報データによる『本部対本部』の共有モデルが実施され、企業本部が最前線で集めた実名情報が国家郵政局の情報管理プラットフォームへ統一的に送られることで実名情報データの一方向の封鎖的な流れが形成され、実名情報の安全が保障される。」国家郵政総局の馮力虎氏は、2018年末までに宅配の実名発送・受け取りの情報化フルカバーの基本的な実現を目指していくとの見方を示した。

 

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  より速く!輸送距離1000km以内の宅配便の8割が48時間以内に配達

  国家郵政局市場監督管理司の馮力虎司長によると、宅配便取扱量が高度成長を続ける背景のもと、中国の宅配サービス時間の遵守率は上昇傾向を維持している。配達にかかる時間は平均58~60時間で、72時間の時間遵守率が2012年の72.4%から2016年の75.53%に向上し、輸送距離が1000km以下の宅配便のうち、84.62%が48時間以内に配達されているという。

  

  より普遍的に!郷・鎮(町村に相当)の宅配便のカバー率が80%に

  宅配業はここ数年、西部や農村への進出ペースを加速しており、各地でも現地に適した「宅配下郷」の新モデルを探索している。『宅配業発展「第13次五カ年」規画』は、2020年までにすべての農村に拠点を設置し、すべての農村で宅配業を利用できるようにするとしている。

  

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  全国で完成し、投入・使用されているスマート宅配ボックスは17万セットを超え、ユーザーにより多くの配達サービスの選択肢を与えている。自動仕分けロボット、スマート配送ロボット、無人機などのハイテク設備だけでなく、ビッグデータを運用した人工知能(AI)による売上予測や在庫補充も宅配業の質・効率の向上を手助けしている。

  

  より安全に!宅配企業の配備する検査装置が8869台に

  配送プロセスを追跡でき、安全上の問題を発見でき、遡って契約上の責任を負えるようにするため、近年では宅配の発送・受け取り時の検収、宅配の実名発送・受け取り及び検査装置によるセキュリティチェックの制度が現在大いに普及しつつある。

  「情報流出防止の面では、システムの情報データによる『本部対本部』の共有モデルが実施され、企業本部が最前線で集めた実名情報が国家郵政局の情報管理プラットフォームへ統一的に送られることで実名情報データの一方向の封鎖的な流れが形成され、実名情報の安全が保障される。」国家郵政総局の馮力虎氏は、2018年末までに宅配の実名発送・受け取りの情報化フルカバーの基本的な実現を目指していくとの見方を示した。

 

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