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「海上北斗」ネットワーク、一定規模を形成
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-07-28 11:31:18 | 人民網日本語版 | 編集: 张一

  中国交通運輸部(省)東中国海航海保障センターが発表した情報によると、数年間の建設をへて、中国の「海上北斗」ネットワークが一定の規模を備えた。この海上インフラは、中国の近海の「メートル級」、重要海域の「センチメートル級」の正確な測位を実現でき、海上測位・ナビゲーション水準を大幅に高める。

  同センターの科学技術研究開発主管の兪毅氏によると、海上北斗ネットワークは中国の北斗衛星測位システム(BDS)を中心とする海上高精度測位・ナビゲーションネットワークだ。主にラジオビーコンのディファレンシャル北斗衛星測位システム(RBN-DBDS)と、北斗連続運行参考ステーションシステム(BD-CORS)という、2組のシステムに分かれる。

  同センターが中心になり開発したRBN-DBDSは、ラジオビーコン帯域を使用し、北斗衛星測位のディファレンシャル補正情報を伝播するため、周辺300キロ内の海上ユーザーに「メートル級」のディファレンシャル測位サービスを提供できる。同システムの陸上・船上設備は100%国有化されており、かつ北斗とディファレンシャルGPSの互換性を持つ。中国沿岸部には現在、ディファレンシャル北斗衛星測位システムが22台設置されている。

 

(人民網日本語版)

 

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新華網日本語

「海上北斗」ネットワーク、一定規模を形成

新華網日本語 2017-07-28 11:31:18

  中国交通運輸部(省)東中国海航海保障センターが発表した情報によると、数年間の建設をへて、中国の「海上北斗」ネットワークが一定の規模を備えた。この海上インフラは、中国の近海の「メートル級」、重要海域の「センチメートル級」の正確な測位を実現でき、海上測位・ナビゲーション水準を大幅に高める。

  同センターの科学技術研究開発主管の兪毅氏によると、海上北斗ネットワークは中国の北斗衛星測位システム(BDS)を中心とする海上高精度測位・ナビゲーションネットワークだ。主にラジオビーコンのディファレンシャル北斗衛星測位システム(RBN-DBDS)と、北斗連続運行参考ステーションシステム(BD-CORS)という、2組のシステムに分かれる。

  同センターが中心になり開発したRBN-DBDSは、ラジオビーコン帯域を使用し、北斗衛星測位のディファレンシャル補正情報を伝播するため、周辺300キロ内の海上ユーザーに「メートル級」のディファレンシャル測位サービスを提供できる。同システムの陸上・船上設備は100%国有化されており、かつ北斗とディファレンシャルGPSの互換性を持つ。中国沿岸部には現在、ディファレンシャル北斗衛星測位システムが22台設置されている。

 

(人民網日本語版)

 

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