今夏、国内クルーズ市場が再び活況を呈している。旅行予約サイト・携程旅行網が先ごろ発表したデータによると、7月のクルーズ旅行参加者は前年同期比で3割ちかく増えており、しかも観光客が若年化の傾向をみせている。北京日報が伝えた。
中国はクルーズ市場おいてすでに世界4位となっている。各大型港湾は2016年に延べ955隻を受け入れ、前年比65%増となった。クルーズ旅行の出入境は82%増の延べ439万人。中国は2020年に、米国に次ぐ世界2位のクルーズ市場になる見通しだ。
携程旅行網のデータによると、「ノルウェージャン・ジョイ」や「マジェスティック・プリンセス」など各種新型客船が7月に中国市場に進出し、観光客の意欲を刺激している。今夏クルーズ旅行を選ぶ観光客の平均年齢は36歳で、前年同期比で1.8歳若年化している。うち40歳以上が占める割合は約3.5%低下しており、成長区間は12歳以下の子供と30代となっている。また多くの若い観光客のフリーツアーへの人気が高まっている。上陸先でフリーツアーを選ぶ観光客は6月比で10倍以上となっている。人気目的地別を見ると、昔から人気のある長崎と福岡が1・2位を占めた。
(人民網日本語版)
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