新華網北京7月18日(記者/鄭漢根)17日、中国の1-6月期の経済データが発表され、国内総生産(GDP)が前年同期比6.9%増となった。中国経済がこのような人々の注目を集める「成績表」を示したことは、中国経済が依然として世界の経済成長における「メインエンジン」としての役割を演じていることを表している。
新常態の下、中国の経済分野ではプラスの変化が現れ、革新駆動の発展は日増しに深化し、新旧の原動力が転換を加速させ、経済成長の新しい原動力は激発し続け、経済成長における新しい力は強まり続けている。中国の革新的成長で生み出された巨大なエネルギーも、世界に更に多くの成長の原動力と自信をもたらした。
中国で、イノベーションは既に成長を導く最も重要な原動力となり、様々な変化は革新駆動の「加速度」をはっきりと示している。2016年、経済成長に対する科学技術進歩の寄与率は既に56.2%に達している。中国企業はモバイル決済、シェアリングエコノミーなどの新しい経済方式の分野で世界の趨勢をリードし始めている。米ウォール・ストリート・ジャーナルは、「中国はかつて安い労働力で世界的に有名だったが、現在はそのほかのもの―イノベーション―で世界に貢献している」と中国の役割の変化を評価した。
世界第2位の経済大国として、中国は数年にわたり世界の経済成長で最も重要なエンジンとなり、中国のイノベーションの実践は強大な拡散性と模範性を持ち、世界が期待する重要な成長チャンスを含んでいる。
イノベーションも中国と多くの国との提携における新モデルとなり、国際関係での新たな注目ポイントとなっている。ドイツとのイノベーション提携は深化し続け、スイスと構築した「イノベーション戦略的パートナーシップ」、イスラエルと構築した「イノベーション全面的パートナーシップ」……これらのパートナーシップの構築は、新型国際関係の構築に新たな含意を添えた。
しかし、よりいっそう計り知れない革新的優位性を創造するため、教育システムで更に多くの独立的思考精神を認めなければならないことや、思想の更なる開放を奨励しなければならないなど、中国にはなお多くの「宿題」があることを否定してはいけない。中国が世界をリードするイノベーション分野はまだそれほど多くない、イノベーション分野の全面的な拡大は今後の努力方向だ。
イノベーションは国家の繁栄と発展に尽きることのない源であり、中華民族の最も鮮明な民族的天賦でもある。現在の中国は、大胆にイノベーションを行う原動力が絶えず蓄積され、イノベーションに長じる智慧は強化され続けており、中国のイノベーションの道は必然的に走れば走るほど広くなり、成長を推し進めるプラス面の「拡散」もますます多くなる。
(新華社より)
推薦記事: