中国鉄道局は7月11日、鉄道部門が17日から全国27の高速鉄道主要駅で車内食のインターネット予約サービスを開始し、旅行者に複数の種類と味の食事を提供すると発表した。高速鉄道の弁当のほかに飲食店の料理も注文でき、中国の鉄道で飲食サービスが初めて社会に開かれることになる。
鉄道総公司の担当者によると、頭文字がGまたはDの動車組に乗る旅行者はサイト「12306」や携帯電話のアプリを通して予約し、車内で販売するメニューだけでなく途中駅で提供される飲食店のメニューからも選べる。今回の試験導入は長春、長春西、瀋陽北、石家荘、天津西、太原南、鄭州東、武漢、漢口、西安北、済南西、合肥南、南京南、上海虹橋、杭州東、南昌西、福州、福州南、厦門北、長沙南、広州南、南寧東、成都東、重慶北、貴陽北、蘭州西、西寧の高速鉄道計27駅で実施。弁当は駅員が注文者の座席まで届けてくれる。
どのように予約するか。サイト「12306」で注文すると予約確認の画面が表示され、案内に従って予約する。画面に表示される鉄道部門が提供する各種の弁当と軽食、鉄道部門が提携する飲食店のメニューの中から選び、支払いは支払宝とWeChat Payを利用できる。電話、駅窓口、代理販売所、自動販売機などで乗車券を購入した乗客も「12306」で予約できる。予約時は乗車券の情報と連絡先を記入し、費用(配達料を含む)は通常のインターネットデリバリーの規定に基づく。
鉄道総公司の担当者は、「鉄道部門は開放・協力、許可経営の考えに基づいて飲食企業に鉄道でのインターネット予約のプラットフォームを開放し、規定を満たす料理を旅行者に提供する。鉄道部門は国の食品安全に関する法律に基づきサイト運営業者、食品生産業者、食品配達業者などの資質、参入条件、衛生などを監督し、安全で安心できる食品の提供に努める」と述べた。
(チャイナネット)
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