国家統計局が10日発表したデータによりますと、この6月の消費者物価指数(CPI)は去年同期より1.5%上昇、増加幅は先月と同じとなりました。また、今年の上半期のCPIの全体的レベルは去年同期に比べ1.4%増加したことがわかりました。
国家統計局の統計によれば、6月のCPIを構成する8種類の消費財とサービスの価格は、7項目で上昇、1項目で下降の傾向が見られました。
そのうち、食品、たばこと酒類は、去年6月より0.2%下がったことで、CPI全体を0.06ポイント引き下げています。そのほか、医療保健、住まい、教育、文化と娯楽、衣類、生活用品とサービス、交通と通信、その他の用品とサービスなどの7項目では、その価格が去年6月と比べ、上昇しました。
同日発表された統計では他にも、6月の生産者物価指数(PPI)が去年同期と比べ5.5%上がり、増加幅は先月と同レベルでしたが、先月との比較では0.2%下がり、減少幅は先月より0.1ポイント縮小したことを示しています。
(中国国際放送局)
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