30日の端午節に合わせて、湖南省の重要文化プロジェクトに指定された屈子文化園(屈子とは端午節の由来であるとされる楚の詩人・屈原のこと)が一般公開されました。国内外からの観光客が、ドラゴンボートレースなど汨羅江(べきらこう)地域発祥の端午節文化の魅力を堪能しました。
屈子文化園は湖南省汨羅市屈子祠鎮に位置し、敷地面積は10万平方キロに及びます。屈子祠核心エリアを中心に、端午節文化の体験エリア、産業エリア、民俗エリアのほか、屈原の墓所保護エリア、汨羅江湿地保護エリアに分かれており、詩人・屈原に関する文化学習やドラゴンボートレース観戦、アートミュージアム、民俗体験、レジャー観光などが楽しめます。端午節期間中は、屈子学院での講座の受講や、屈子祠で屈原を祀ることができるほか、水仙湖でドラゴンボートを漕ぐ体験もできます。
汨羅は、屈原が晩年を過ごし、後世に伝わる名作を作り出した地であり、「端午節の発祥地、ドラゴンボートの里」などとも称されています。
(中国国際放送局)
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