新華網北京5月16日(新華社評論員)「初夏の日、万物が生い茂って成長する。」新緑の美しい季節に、新しい希望を育む。協力の盛大な会議は、奮闘のエネルギーを強く放つ。14日に「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」国際協力サミットフォーラムが開幕し、100余りの国の各界の来賓が北京に一堂に会し、「一帯一路」建設に向けた協力の大計について協議する。
習近平主席はフォーラム開幕式の講演で、歴史の源流に遡り、シルクロード精神の豊富な内包を解き明かした。時代の変遷を観察し、「一帯一路」建設の重大な意義を語った。人類の未来を展望し、「一帯一路」建設を手を携えて推進することについて、中国の主張を説明し、中国プランを提示し、どのような「一帯一路」を建設するか、「一帯一路」をいかにして適切に建設するかなどの重大課題に詳しく回答し、国際協力を強化し、ウィンウィンの発展を実現するために前進する方向を明確に示し、力強いエネルギーを注入した。
人類社会はまさに大発展、大変革、大調整の時代にあり、我々は試練と頻繁に遭遇する世界にいる。平和的発展の大勢は依然として優位で、変革と刷新の歩みも継続して前進している。同時に、人類は平和の危機、発展の危機、ガバナンスの危機などの厳しい試練に直面している。発展の大勢を把握し、時代の課題を解決するため、習近平主席は2013年に「一帯一路」を提唱した。この4年間に、世界の100余りの国と国際組織が「一帯一路」建設を積極的に支持して参与し、実り多い成果を取得した。実践によって、「一帯一路」構想は時代の潮流に順応し、発展の規律に適応し、各国の人民の利益と一致し、将来性が大きく広がっていることが立証された。
万事は始まりが難しく、「一帯一路」建設は堅実な一歩を踏み出した。情勢を捉えて前進し、勢いに乗じて動き、「一帯一路」建設を安定して長期的に推進してはじめて、より素晴らしい未来に邁進できる。「平和で繁栄し、戦争で衰退する」という歴史的法則を銘記し、協力とウィンウィンを核心とする新しい国際関係を手を携えて確立し、「一帯一路」を平和の道に築き上げる。発展という全体のカギを適切に活用し、各国の発展の潜在力を解き放ち、経済の大融合、発展の大連動、成果の大共有を実現し、「一帯一路」を繁栄の道に築き上げる。開放型協力プラットフォームの形成に注力し、公正かつ合理的で透明な国際経済貿易投資のルール体系の構築を推進し、「一帯一路」を開放の道に築き上げる。革新からエネルギーを求め、イノベーション駆動型の発展を堅持し、グリーン発展の新理念を実践し、「一帯一路」を革新の道に築き上げる。多次元の人文協力メカニズムを確立し、各国の相互理解、相互尊重、相互信頼を促進し、「一帯一路」を文明の道に築き上げる。
新しいスタート地点に立ち、中国は革新、調和、環境保護、開放、共有の発展理念を徹底し、「一帯一路」に大きな原動力を注入し、世界の発展に新たな機会をもたらす。一連の実際的な措置は、中国の誠意と担当を示し、「一帯一路」の素晴らしい展望を予示している。「千里の道も一歩から」。私たちが共に協議と建設、共有を続け、一歩一歩前に進み、少しずつ成果を上げれば、「一帯一路」の建設において必ず世界や人民により良い益をもたらすことができるに違いない。
(新華社より)
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