新華網アディスアベバ4月27日(記者/王守宝)「『一帯一路』(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)構想がアジアや欧州、アフリカに共同発展を実現する重要なプラットフォームを構築し、新たな貿易投資や雇用機会を創出して沿線の各国間の相互接続を強化したことは、一部のメディアが曲解するいわゆる地政学的なツールでは絶対ありません。」エチオピア外交関係戦略研究所の執行主任、サバート(音訳)氏は25日、このように語った。
サバート氏は当日、在エチオピア中国大使館とエチオピア外交戦略研究所が共同で主催したシンポジウム「『一帯一路』構想:アフリカの視点から」に参加している。
エチオピアの学者と政府高官、一部の国のエチオピア駐在使節、国連開発計画(UNDP)などの国際組織のエチオピア駐在代表及び中国社会科学院や外交学院の専門家といった60数名がシンポジウムに出席し、「一帯一路」構想に対する新たな観点や新たな見方について発表した。腊翊凡在エチオピア中国大使が当イベントに出席して祝辞を述べた。
腊大使は、「シンポジウムはアフリカの視点から『一帯一路』構想に関する思想や知恵を集めるのに役立つだろう。」と述べ、アフリカ諸国が中国の「一帯一路」構想に積極的に参与するよう呼びかけた。
シンポジウムに参加した関係者は、次のようにみなしている。『一帯一路』構想はアフリカ『2063年アジェンダ』などの発展計画と高度に合致しており、アフリカの一体化、工業化及び貧困削減の目標実現の推進にとって極めて重要だ。『一帯一路』構想はまた、中国の企業と金融機構のアフリカへの進出を推し進め、アフリカが自身の優位性をより上手く利用することで、経済のグローバル化と自由貿易に溶け込み、またその中から利益を得るよう手助けをすることができる。
(新華社より)
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