新華網北京4月27日 中国共産党中央政治局は4月25日午後、国の金融の安全管理をめぐる第40回グループ学習を行った。
中国共産党中央委員会の習近平総書記は学習を主宰する際に、次のように強調した。金融の安全は国家の安全の重要な一部分で、安定した健全な経済発展の重要な基盤になる。金融の安全を管理することは中国の経済と社会の発展の全局に関わる戦略的で根本性的な大事と言える。金融が活性化すれば、経済も活性化し、金融が安定すれば、経済も安定する。金融の経済発展及び社会生活における重要な地位と作用を十分に認識し、金融の安全管理を治国理政の大事として確実に位置付け、金融管理に着実に取り組まなければならない。
習近平主席は金融の安全管理について、次の6つの任務を提示した。
第一に、金融改革を深化させ、金融システムを改善し、金融系企業のガバナンス改革を推進し、周到慎重で合規性のある経営理念を強化し、金融機関がリスク管理責任を着実に引き受けるように推進し、市場規則を整備し、市場化と法治化の違約処置メカニズムを健全にする。
第二に、金融の監督管理を強化し、体系的で重要な金融機関の監督管理の全体計画を行い、金融持ち株会社と重要な金融系インフラの監督管理の全体計画を行い、金融業の総合統計の全体計画を行う。
第三に、リスクポイントに対処する措置を講じ、増量コントロールに注力し、ストックに積極的に対処し、債務不履行を取締まり、レバレッジ率を制御し、市場の違法・規則違反行為への取締まりの強度を引き上げる。
第四に、実体経済の発展に向けて、良好な金融環境を創設し、金融と実体経済ルートをスムーズに融合させ、多次元の資本市場の発展を積極的に規範化し、供給側の構造改革を推進する。
第五に、指導者幹部の金融業務能力を引き上げ、特に高級幹部などの指導者幹部が金融知識をすすんで学び、金融業務に精通し、金融の規律を把握し、監督管理意識を強化し、監督管理の効率を高めなければならない。
第六に、党の金融業務に対する指導を強化し、党中央委員会による集中・統一化された指導を堅持し、党が主導する金融業務の体制メカニズムを改善し、金融方面の政策決定の科学化レベルを引き上げる。
(新華社より)
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