新華網北京4月26日(記者/孫辰茜)外交部の耿爽報道官は25日、定例記者会見で、中国はアフガニスタンに対しケシ関連の商品を輸出したことがないと表明した。
アメリカのメディアの報道によると、2016年、アフガニスタンでアヘンの生産量が前年に比べ43%増加し、過去最高を記録した。報道はまた、国連薬物犯罪事務所(UNODC)の関係者は、この原因は中国の新型遺伝子組み換えケシの種を使用したからだとみなしていると伝えている。
耿爽報道官はこれについて、上述の報道は事実ではないと表明し、次のように述べた。中国はアフガニスタンに対しケシ関連の商品を輸出したことがなく、「遺伝子組み換えケシ」を植えたこともない。国連の関連部門とアフガニスタン方面はまだ「遺伝子組み換えケシ」の話を確認しておらず、これについて具体的な国に対するコメントを発表したこともない。
耿報道官はまた、次のように述べた。中国政府は麻薬犯罪とケシの違法栽培を一貫して取り締まっており、国際麻薬取り締まり協力に積極的に参加し、アフガニスタンの麻薬取り締まり能力の強化にできる限りの協力を提供する。中国側は引き続きアフガニスタン及び地域の国との麻薬取り締まり協力を深め、両国及び当地域の人々の健康で安全な生活環境を守る。
(新華社より)
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