今月14日、武漢市のあるアトリエで、湖北省無形文化遺産継承人の劉潔さんがしんこ細工の作品を製作していた。アトリエ内には、しんこ細工で製作中の中国後漢末期の将軍・関羽があり、その高さは約2メートル、重さは200キロ以上という。中国新聞社が報じた。
劉さんは5月に、作品を展示するためにロシアやポーランドに行く計画という。1983年生まれの劉さんはしんこ細工の製作に携わって17年になる。 劉さんは、彩色したもち米と小麦粉を練って作品に命を宿していく。「『命を宿す』人物を作り出すには、その特徴を捉え、衣裳や表情、そぶり、筋肉のしわなどなどを丁寧に仕上げなければならない」と劉さんは話す。