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日本の女性防衛相、右翼幼稚園との関係で虚偽答弁
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-03-16 10:36:38 | チャイナネット | 編集: 郭丹

   時事通信の14日の記事によると、森友学園との利益関係が問題となった稲田朋美防衛相は、自分も夫も同学園の顧問弁護士になったことはなく、弁護士として出廷したこともないと重ねて強調してきた。野党議員が13日の参議院会議で、同学園の籠池泰典理事長のインタビューを引用し、稲田氏と夫が同学園の顧問弁護士を担当していたと指摘すると、稲田氏は「誤報だ」と述べた。しかしメディアは14日、大阪地方裁判所の2004年の関連文書を入手した。文書には稲田氏が同学園の弁護士として出廷したことが記録されていた。

   稲田氏は14日午後の衆院本会議で、13日の発言を「訂正」した。13日の参議院会議では十数年前のことを急に聞かれ、「記憶に基づき答えた、そのことを覚えていなかった」と述べた。稲田氏は、夫が2004 09年に同学園の顧問弁護士になり、2004年12月9日に自ら夫の代わりに同学園の代理人弁護士として出廷していたことを認めた。稲田氏は「国会で間違った答弁をしたことについて謝罪する」と表明した。しかし野党議員は、稲田氏が意図的に事実を隠し、国会で虚偽の答弁を行ったとして、その場で辞職を求めた。稲田氏はこれを拒否した。時事通信によると、稲田氏が率いる政治団体が、同学園からの献金を受け取っていた問題についても質問があった。稲田氏は「記憶にない、それはないと思う」と答えた。

   NHKによると、民進党の山井国会対策委員長は14日「国会は神聖な場であり、『撤回します、ごめんなさい』ですむような軽い場ではない。国会でうそをつくような人が大臣の職にとどまるのはふさわしくない」と述べた。日本共産党は、同学園が低価格で土地を取得した問題について、参考人招致を求めている。

   朝日新聞によると、稲田氏が野党から「集中砲火」を浴びているが、自民党と安倍首相はうやむやにしようとしている。安倍首相は14日、稲田氏が「本件で辞職する必要はない」と述べた。菅義偉官房長官も、稲田氏に本件についてしっかり説明するよう求めるが、防衛相を続けることは「問題ない」とした。しかし右寄りの立場を貫く産経新聞でさえ14日、稲田氏は防衛相として安倍内閣と党内で重要な地位を占めており、スキャンダルが与党及び首相本人の荷物になることは不可避だとした。「首相が本件により、内閣改造に踏み出す可能性も否定できない」

 

(チャイナネット)

 

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新華網日本語

日本の女性防衛相、右翼幼稚園との関係で虚偽答弁

新華網日本語 2017-03-16 10:36:38

   時事通信の14日の記事によると、森友学園との利益関係が問題となった稲田朋美防衛相は、自分も夫も同学園の顧問弁護士になったことはなく、弁護士として出廷したこともないと重ねて強調してきた。野党議員が13日の参議院会議で、同学園の籠池泰典理事長のインタビューを引用し、稲田氏と夫が同学園の顧問弁護士を担当していたと指摘すると、稲田氏は「誤報だ」と述べた。しかしメディアは14日、大阪地方裁判所の2004年の関連文書を入手した。文書には稲田氏が同学園の弁護士として出廷したことが記録されていた。

   稲田氏は14日午後の衆院本会議で、13日の発言を「訂正」した。13日の参議院会議では十数年前のことを急に聞かれ、「記憶に基づき答えた、そのことを覚えていなかった」と述べた。稲田氏は、夫が2004 09年に同学園の顧問弁護士になり、2004年12月9日に自ら夫の代わりに同学園の代理人弁護士として出廷していたことを認めた。稲田氏は「国会で間違った答弁をしたことについて謝罪する」と表明した。しかし野党議員は、稲田氏が意図的に事実を隠し、国会で虚偽の答弁を行ったとして、その場で辞職を求めた。稲田氏はこれを拒否した。時事通信によると、稲田氏が率いる政治団体が、同学園からの献金を受け取っていた問題についても質問があった。稲田氏は「記憶にない、それはないと思う」と答えた。

   NHKによると、民進党の山井国会対策委員長は14日「国会は神聖な場であり、『撤回します、ごめんなさい』ですむような軽い場ではない。国会でうそをつくような人が大臣の職にとどまるのはふさわしくない」と述べた。日本共産党は、同学園が低価格で土地を取得した問題について、参考人招致を求めている。

   朝日新聞によると、稲田氏が野党から「集中砲火」を浴びているが、自民党と安倍首相はうやむやにしようとしている。安倍首相は14日、稲田氏が「本件で辞職する必要はない」と述べた。菅義偉官房長官も、稲田氏に本件についてしっかり説明するよう求めるが、防衛相を続けることは「問題ない」とした。しかし右寄りの立場を貫く産経新聞でさえ14日、稲田氏は防衛相として安倍内閣と党内で重要な地位を占めており、スキャンダルが与党及び首相本人の荷物になることは不可避だとした。「首相が本件により、内閣改造に踏み出す可能性も否定できない」

 

(チャイナネット)

 

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