外国メディアによると、フォーブス誌は国際婦人デーにあたる3月8日、「自力で億万長者」の女性ランキングを発表した。ランクインした56人のうち、中国大陸部の女性は21人、中国香港は5人だった。
BBC中国語サイトが9日に伝えたところによると、フォーブスの「自力で億万長者」になった女性ランキングの1位に中国香港の周群飛氏が輝いた。彼女は中国の携帯電話用ガラスメーカーの藍思科技の創業者で、資産は74億ドル。
地域別に見ると、21人が中国大陸部の女性で、全体の37.5%を占めた。次に多いのは米国で17人。中国香港は5人で3位だった。ベトナム、日本からも初めてランクインした。
女性富豪の世界一に輝いた周群飛氏は今年47歳、湖南省の農村出身で、幼い頃は家が貧しく、1980年に一家で深センに移住した。彼女は働きながら学歴を取得し、携帯電話用ガラスの製造技術を習得した。1993年に深センで起業し、2003年に藍思科技を設立。
また、同日発表された胡潤研究院の『事業で成功した世界の女性富豪ランキング2017』で、周群飛氏は76歳の不動産大手・富華国際集団の陳麗華会長に次ぐ2位につけた。
『事業で成功した世界の女性富豪ランキング2017』は、事業で成功し、資産10億ドル以上を持つ女性富豪88人をまとめたもので、うち中国人は3分の2を占める。
胡潤研究院は中国人の割合が多い理由について、「その他の先進国と比べ、中国人女性の家庭での負担は軽く、祖父母が子供の世話をしてくれる」と説明。しかし、胡潤のランキングを見ると、世界の富豪トップ20のうち、事業で成功した女性はわずか2人で、その他は相続による資産である。また、4分の1の女性富豪の資産が家族共有で、はっきりと分けて計算するのは難しい。
(チャイナネット)
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