世論調査とコンサルティングを行う米企業ギャラップ社がこのほど発表した最新の調査報告によりますと、近年、アメリカ人の中国に対する見方がよりポジティブになっており、中国に対して良い印象を持つアメリカ人が50%で、ここ30年の最高を記録したということです。
ギャラップは、2017年2月1日から5日までアメリカの50の州およびコロンビア特区でランダムに抽出した18歳以上の対象者1035人に対し電話でインタビューを行いました。その結果、アメリカ人の中国に対する前向きな評価は2016年の44%から50%にまで増え、5年前の2012年は41%であったことと比較すると、大幅に増加していることが分かりました。
ギャラップは、「米中関係は従来、順風満帆と言えるものではなかった。今回の調査結果で、アメリカ国民の中国に対する見方が相対的にポジティブなものになっていることがわかる。民衆は、中国に対する強硬政策の実施を簡単には受け入れないであろうということを、トランプ政権に認知させる上で一役買うデータといえるだろう」と示しました。
(中国国際放送局)
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