「交通聯合」というマークが入った共通交通ICカードの相互利用が、北京・天津・河北エリアの12都市で可能となる。同カードは、現時点で、天津の市バス119路線で運行されているバス約1500台を網羅している。天津交通運輸委員会の担当者は、「北京・天津・河北『共通交通ICカード』第2期プロジェクトが展開する2017年には、北京・天津・河北の道路旅客輸送連携ネットワーク販売システムが確立され、高速道路料金所ではETCシステムが100%完備される」と話した。
道路については、地域道路網計画における「1枚の図」を完成させ、相互接続道路の建設を加速させ、省・市境にある一般国道・省道の「ボトルネック区間」問題を全面的に解決する。鉄道分野では、「北京・天津・河北エリア都市間鉄道ネットワーク計画」を批准し、エリア鉄道網計画における「1枚の図」を完成させる。津保(天津-保定)鉄道と京津(北京-天津)都市間鉄道延長線の敷設によって、天津から保定までの所要時間が従来の3時間から1時間に短縮され、北京から濱海地区までは1時間以内で到着できるようになる。北京と天津は現在、都市高速鉄道の1ヶ月定期券発行を検討中という。
(人民網日本語版)
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