赤ちゃんパンダを運ぶ張粤さん。
四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地で飼育員として働く張粤さんにとって、パンダにミルクをやるのは毎日の仕事の一部にすぎない。パンダの飼育員は毎日午前8時に出勤し、日常的に行う一連の検査をした後に屋外の掃除を行う。
1歳半のパンダに木登りなどの訓練をさせる張粤さん。あるパンダはいくら呼びかけても降りてこなかった。
その後、重鎚門(室内の動物小屋と屋外の運動スペースを隔てる門)からパンダを屋外に出し、竹を抱きかかえさせる。竹は地面に無造作に置くのではなく、地面に突き刺す必要がある。こうすることで、竹が屋外では地面から生えていることをパンダに理解させることができるという。
午後にはパンダに窩頭(トウモロコシ粉の蒸し饅頭)やリンゴを与え、必要に応じて特定のパンダに薬品またはカルシウム剤を適量与える。竹は必要に応じてすぐに取り替えなければならないため、張さんは毎日50キロもの竹を抱え、約20キロ分のパンダの糞を処理している。成都商報が伝えた。
忙しい一日の終わりに夕食をとる張粤さん。
(人民網日本語版)
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