新華網天津2月20日(記者/毛振華)記者は17日、中国初代の演算速度1000兆回を実現したスーパーコンピュータ天河一号が設置されている天津市国立スーパーコンピュータセンターから得た情報によると、このセンターはこのほど、天津市公安消防局本部と共に天津市智慧消防連合実験室を設けた。将来、同実験室は「天河一号」を利用し火災報知プラットホームを建設することになる。
国立スーパーコンピュータ天津センターの主任劉光明氏は、「協力初期段階の重要な共同プロジェクトは消防、特に火災に対する報知プラットホームです。」と述べ、また、消防データ基準化システムをベースに、目下火災ビッグデータ情報収集、システムの導入の初期段階が既に完了し、火災関連の建設、交通などのデータも徐々にシステムに収集されることになっていると表明した。
分析予測モデルを利用し、消防局本部は火災の起きやすい地域、時間帯、人員を分析できて、監督検査も指導できる。一旦火災が発生し、影響範囲のシミュレーション、消防施設の最適な配置デザインも実現できる。
天津市公安消防局本部局長周天氏は、今回の協力により、共にビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの新しいインフォメーションテクノロジーを消防安全作業に応用し、火災の予防と消防救援の精確化、科学化を支えるよう希望すると表明した。
(新華社より)
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