大学生の生活費に対する満足度は?
--3割を超える学生が足りないと嘆き
調査結果によると、回答した学生のうち、41%の学生が生活費は日常的なニーズを十分に満たしており、余裕があると回答している一方で、3割を超える学生が足りないと嘆く結果となった。そして24%の学生は生活費が時々足りないとし、8%の学生に至ってはしょっちゅう足りないとしている。
同報告ではその原因として、一つには家庭の経済状況等が原因で生活費の不足が生じている場合と、もう一つは学生側の生活費の使い方に問題がある場合と分析している。
さらに同報告では4割の大学生が生活費の使用について計画や分配を行っていないと回答している。そして支出額が生活費を上回る場合、43%の学生が消費をあきらめると選択したのに対して、「両親に助けを求める(40%)」、「後払いにする(20%)」、「友達から借りる(15%)」といった方法で消費ニーズを満足させる学生もいた。
また同報告では39%の学生が身近にキャンパスローンを使用したことがある人がいると回答していることも明らかにしている。同報告では大学側は学生の生活により関心を持ち、経済的に困窮している学生に対し、援助や支援を行い、リスクを回避する教育を強化すると同時に、学生に合理的で計画的な消費を進めるように指導すべきだとアドバイスしている。
(人民網日本語版)
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