(写真はネットより)
新華網北京2月15日 14日は年に一度の西洋のバレンタインデーだ。オーストラリア、マレーシア、シンガポールの関係部門は13日、シングルで寂しい人にとって、バレンタインデーは愛情を見出す可能性もあるが、出会い系サイトによる詐欺に遭うピークでもあると警告した。
オーストラリアの関係部門は2016年に計4,100人から通報を受けた。異性とのデートや出会い系サイトの詐欺による被害額は計2,500万オーストラリアドル(約1,900万米ドル)に上った。2015年と比べて、同国の2016年の出会い系サイトなどによる詐欺件数は3分の1増加し、被害額も300万ドル増加した。また、マレーシアとシンガポールの警察当局もマレーシアの首都、クアラルンプールで出会い系サイト詐欺グループの取締まりで協力することを共同で発表し、27人の容疑者を逮捕した。2016年だけで、計108人の男女が同グループのメンバーから詐欺に遭い、被害額は約2,160万リンギット(約490万ドル)に上った。
オーストラリア消費者協会のデリカ・リカルド副会長は「出会い系サイトの詐欺師は被害者を騙す手口をますます心得ており、被害者は、盗み取ろうとする本物の身分証明書の情報などの非常に信頼性の高い個人データを提供する。このため、表面的に見れば完璧な条件が揃った異性と出会った場合は、その人物が本物かどうか慎重に見分けるべきだ。」と語った。リカルド副会長はまた、好意を強くアピールする人は要注意人物だと警告する。
(新華社より)
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