新華網ブリュッセル2月15日(記者/梁淋淋、趙小娜)欧州委員会(EC)が13日に発表した冬季経済予測報告書は、それに相応するマクロ経済政策のサポートのもと、中国経済は減速した情勢下で安定した動きを見せ、リスクコントロールが可能だとみなしている。
ECが当日発表した報告書は、貿易や投資の不振などの要因の影響を受け、2016年上半期の中国経済はいくらか減速したが、その後は下半期の景気回復の勢いが明らかになり、輸出と投資ともに上昇が見られ、2016年の経済成長率は比較的高い6 . 7%を維持していると伝えている。
報告書は更に、次のように伝えている。未来を展望し、内需は依然として中国経済成長の主要な駆動力となるだろう。可処分所得、特に農村地域の可処分所得の増加や雇用の力強い成長などの支持を受け、家庭消费は安定した成長が見込まれ、それにより経済成長が引き続き促進されるだろう。また、世界的な景気回復のニーズに伴い、中国の輸出が引き続き徐々に改善されることが予想される。
報告書は、経済減速の情勢のもと、中国のマクロ経済政策は的確性と柔軟性を備え、また経済成長をサポートし続ける見通しなので、経済の減速とリスクはコントロールができるだろうとみなしている。
(新華社より)
関連記事: