新華網青島2月8日(記者/劉詩平 張旭東)有人潜水艇「蛟竜号」と90名余りの隊員を搭載した母船「向陽紅09」が、6日に青島から出航し、インド洋北西部へ赴いて、中国大洋第38次航海を開始すると宣言した。今回は「蛟竜号」にとって、海上での連続した作業時間が最も長く、調査地域の範囲が最も広い試験性応用航海であり、また割り当てられた潜水作業任務の回数が最も多い航海でもある。
今回の航海は3つの航行段階に分けられ、インド洋北西部多金属硫化物、南中国海とヤップ海溝、マリアナ海溝で大洋資源・深海先端科学調査を行い、実施期間は2017年2月6日から6月9日の計124日間となっている。
紹介によると、「蛟竜号」の開放的応用メカニズムを完備させるため、当航海は任務の範囲を更に拡大し、「蛟竜号」の大深度での作業における優位性を頼りに、ヤップ海溝とマリアナ海溝という世界の深淵を代表する地域で、引き続き深淵科学調査を実施すると同時に、南中国海で最先端科学調査研究や、1000メートル級の多金属団塊の採集エリアの選定及び環境基線の調査任務を行うことになっている。
(新華社より)
関連記事: