新華網東京1月23日(記者/銭錚)米国格付け会社、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はこのほど、日本の東芝の米国での原子力発電事業の具体的な損失額の公表が予定よりも遅れたため、東芝の長期会社格付けをB-から1ランク下のCCC+に下方修正すると発表した。
S&Pは昨年12月に続き、東芝の信用格付けをさらに引き下げた。『日本経済新聞』電子版はS&P関係者の説明を引用し、東芝の米国での原子力発電事業の損失は5,000億円(約44億ドルに相当)を超える見通しで、東芝は債務履行の長期継続が困難になる可能性が一段と強まったと報じた。
東芝は同日、2月14日に損失額を公表すると表明した。S&Pの関係者は東芝の格付け見通しは今後もネガティブな状況が続くと指摘した。S&Pによると、東芝の格付けはさらに引き下げられる可能性もあるという。
(新華社より)
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