新華網北京1月22日 ドナルド・トランプ氏は米国の現地時間20日、就任宣言を行い、米国の第45代大統領に就任した。
トランプ氏は当選後2カ月余りに欧州、中東、南米、東南アジア、東北アジア、ロシアなどの地域と国で、この「型破りな米国の政治家」をめぐる分析、政策予想、リスク評価などが終始にわたり繰り広げられ、今後にかけて発生し得る重压、摩擦及び衝突への対応策も検討されている。トランプ氏の就任が世界に表現していいかわからない「味覚」を与え、また疑問と懸念に満ちている。
欧州のウイスキー
(写真はネットより)
ワインを好んで飲む多数の欧州の人々にとって、トランプ氏はまるで一杯の強烈なウイスキーで、口当たりは強い刺激があり、舌の味蕾の感覚を麻痺させる。
第二次世界大戦の終結後、米国と欧州は長期的に相手側を最も親密で、「最初に電話をかける」パートナーとみなしてきた。一方で、最近はトランプ氏が北大西洋条約機構(NATO)は「時代遅れ」、英国のEU(欧州連合)離脱は「偉大な出来事だ」、EU離脱は続くだろう、ドイツのメルケル首相の難民政策は「悲惨な誤り」といった人々を驚かせるような発言を繰り返している。
トランプ氏の就任後、欧米の同盟関係は第二次世界大戦終結後、最も複雑な変化に直面し、「危険水域」に進入すると予測される。