新華網北京1月16日(記者/王守宝)1月10日、中国で生産された電気鉄道列車がアディスアベバ・ジブチ鉄道(エチオピアの首都、アディスアベバとジブチを結ぶ鉄道)路線に沿って開通後に初めてエチオピアに向かって発車した。この始発列車の9両目の車両からジブチの人々が民族歌曲を口ずさむ声と歓声が聞こえてきた。
中国がジブチで建設した鉄道は隣国のエチオピアまで延伸し、ジブチの国家発展戦略に合わせて、国際物流センターに築き上げるために助力してきたことから、ジブチ各界から賞賛を得ている。
この鉄道は総延長752.7キロで、設計時速120キロで、タンザニア・ザンビア鉄道に続き、中国がアフリカで建設したもう一つの国際鉄道で、「新時期のタンザニア・ザンビア鉄道」として高く評価されている。鉄道の開通後、ジブチからアディスアベバまでの輸送時間は道路運送の7日間から10時間に短縮された。これにより、両地で旅客と貨物の輸送を完全に道路に依存していた状況が改善され、70%を鉄道に依存している。
ジブチが国際物流センターになるようにより適切に支援するため、中国はアディスアベバ・ジブチ鉄道の建設だけでなく、鉄道路線の支線をジブチで建設中の大型港湾まで直結させる。この大型港湾も中国が計画して建設する。
(新華社より)
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