12日の情報によると、世界的な調査会社大手「Kantar Worldpanel」はこのほど、2016年11月までの3カ月のスマートフォン市場データ報告を発表した。報告によると、欧米諸国で大きな人気を誇るiPhoneだが、中国市場では冷遇され始めている。これとは逆にAndroidは、中国でのポジションをいっそう強めている。
データによると、中国市場でのAndroidのシェアは7.2%高まり、79.9%に達した。「華為」(ファーウェイ)は全販売額の4分の1を占めた。iOSユーザーは5.4%下がり、Windowsは携帯OSとしてはほぼ絶滅に瀕している。華為は2015年にAppleと「小米」(シャオミ)を超えたが、OPPOも力強い伸びを見せ、シェアは12.9%に達し、市場局面の初の転換の可能性を示した。ただ機種別では、「iPhone 7」がベストセラーとなり、6.6%を占めた。
米国や英国、フランス、日本などでは、「iPhone 7」の発売でiOSが成長し、Androidのシェアは下がった。米国では、「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「iPhone 6S」の3機種が最大人気で、合わせて31.3%のシェアを占めた。サムスンの「Galaxy S7」と「S7 edge」がこれにぴったりと続いて4位と5位につけ、スマートフォン販売量の28.9%を占めた。GoogleのPixelは同期、1.3%の販売額を獲得した。欧州のトップ5大市場では、iOSのシェアが2.7%、Androidも1.7%伸びた。この2つのプラットフォームの優勢で、Windows Phoneやその他のOSのシェアは合計わずか3%にとどまった。
(チャイナネット)
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