新華網ジュネーヴ1月13日（記者/施建国　聂暁陽）「習近平主席がダボスへ赴き世界経済フォーラム（ＷＥＦ）に出席することは世界から注目されており、きっと世界経済の成長促進やグローバル・ガバナンスシステムの変革における歴史的プロセスに深い中国の印を残すだろう。」国際連合ジュネーブ事務局およびスイスの他の国際機関の中国代表部大使を務める馬朝旭氏は先日、新華社記者のインタビューに応じた際、このように語った。

  馬氏は次のような見方を示した。現在、世界的な金融危機の衝撃やそれによりもたらされた深い影響が依然として存在し、世界経済の回復力は乏しい。グローバル貿易と投資は引き続き低迷し、金融市場は絶えず変動している。反グローバル化の思考傾向が盛んになり、保護主義や孤立主義、ポピュリズムが台頭している。テロリズム、難民問題、気候変動といった世界的な課題が尽きることなく次々と現れている。このような背景のもと、習主席が世界経済フォーラムの年次総会に出席して重要演説を発表することは、世界から注目されている。これは中国の最高指導者によるダボスで開催される年次総会への初出席にあたる。人々は習主席が世界経済の情勢及び中国経済に対する見方を全面的に伝え、世界的混乱への対応、特に世界経済の成長を制約する根源的な問題の解決に中国の知恵と中国方案を提起することに期待している。

  馬氏は、習主席の今回の訪問が世界経済の回復・成長の促進やグローバルガバナンスシステムの変革の促進、多国間主義や国際協力の推進に対し、きっと重要で計り知れない影響を生み出すものと信じているとの見方を示した。

（新華社より）

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